今日の旅のポイント（2019.12.31）

ニューヨークのイメージは多くの人が自由の女神像じゃないでしょうか？アメリカ合衆国独立100周年記念としてフランスから贈呈され、いまでは世界遺産に登録されています。

皆さん、それぞれの思い出がある場所ではないでしょうか？私は、TV番組の『アメリカ横断ウルトラクイズ』が思い出されます。アメリカのいたるところでクイズが出され、『知力・体力・時の運』を必要として、斬新なクイズ回答方法で楽しましてもらいました。失格者は罰ゲームがあり、行方不明、消息不明、生死不明など終わり方が面白かったところまで覚えてる。

そんな思いのある自由の女神像に行くべきか？行くならどういうルートで行くべきかを考えてみたいと思います。スポットに行く道順や現場での旅のTipsもお伝えいたします。

自由の女神像の紹介
自由の女神像に行ってみたのでご報告します
2019年に初めて訪問したルートをご紹介します
旅のTips
最後に

自由の女神像の紹介

アメリカ合衆国の自由と民主主義の象徴となっている自由の女神像ですが、TV番組や映画ではもアメリカの象徴として出てきますね。映画の『ゴーストバスターズ２』のファイナルに向けて自由の女神像がでてきますね。銅像大きさはどれくらいか知ってますか？トーチまで46mあるんですが、実は台座があり、それも含めると93mあるんですよ。こんな大きな像が1886年にできたんです。自由の女神像には台座部分まで入れるチケットと王冠部分まで登れるチケットがあります。どちらも事前に予約しないと入ることができません。世界中から観光に来ているので予約でしか行くことができないですね。

自由の女神像に行ってみたのでご報告します

結論、出発時間とルートを選ばないと自由の女神像の見物のために半日以上費やすることになります。ニューヨークに来たら朝も昼も夜も、いつでも何でも楽しめる環境がある中で半日潰れるので慎重に「行くか？行かないか？」決めた方が良いですね。

今回選択肢は下記の4点です

無料のフェリーで遠目から見る

　マンハッタンからスタテンアイランドを航行するフェリーに乗船する。https://www.siferry.com/

通勤のためのフェリーなので無料です。私の好きな映画『ワーキングガール』で登場するフェリーです。結構大きいですよ。高層ビルの中にポツンと銅像が立っている感じなので、かなり小さいく見えます。無料というメリットの反面、片道25分乗船して、スタテンアイランドでは特に観光に適したものもほとんどないので、すぐに戻っても往復で1時間以上費やすことになります。映画好きなら通勤の時間帯にでも乗船してみるのもありかも？

ツアー船またはクルーズ船を予約して自由の女神像を海上から見る

このメリットは、海上からの見物ですが、かなり近くをクルーズするので全体像が見やすいメリットがあります。それよりも、メリットがあるんです。乗船時間が決められているためほとんど待ち時間がないので無駄がないです。価格帯も幅広いし、クルーズ船でランチやディナーしながら自由の女神像だけでなく、高層ビル群を見ることもできる。しかし、割高ですね。時間はお金で買うしかないのかも。

リバティ島に上陸してまじかで見る

　STATUE CRUISEというフェリーでしかリバティ島に上陸できないないのでチケットの予約が必要です。

https://www.statuecruises.com/statue-liberty-and-ellis-island-tickets/

・上陸するだけのチケット

・イミグレーションミュージアム入場券付きチケット

・銅像の台座の中に入るチケット

・銅像の王冠まで登れるチケット

などがあります。それだけの選択ではありません。

・マンハッタンからの乗船

・ニュージャージ州側からの乗船があります

まずは、どこから乗船するかを決め、リバティ島で何をするかを決める感じです。しかし、それは3カ月前にプランする場合は選択肢があるかもしれません。大抵は思い通りのチケットは手に入らないかも。

行かない

　ニューヨークに来て行かない選択肢を選ぶ「あなた」は気が合うかも？私は30年前に初めてニューヨークに行って、その後、何度も行っていますが、2019年の年末に初めてリバティ島上陸しました。ニューヨークは、ちょっと期間が空くだけで、がらりと名所が変わるので毎回新鮮な感じがして、自由の女神像見物に時間を費やできなかったんです。

2019年に初めて訪問したルートをご紹介します

ニュージャージ州にフェリーで渡りセントラル・レイルロード・オブ・ニュー・ジャージー・ターミナルから、STATUE CRUISE船に乗りリバティ島に向かいました。

チケットは銅像の台座の中に入ることができるチケットです。

まず、先にお勧めを伝えると、上陸するならニュージャージ州からの乗船が結果的に早くつきます。銅像の中に入りたいなら王冠まで登れるチケットが入手できなければ、リバティ島に上陸するだけのチケットで十分ですよ。（台座の中に入っても大したものはない。）

では、なぜ、ニュージャージ州からの乗船が早く着いたかと言うと、フェリーのチケットは予約の段階で9：00、10：00と指定されています。しかし、現場に行くとたくさんの人がすでに、並んでいます。乗船時間は目安としか思えません。マンハッタン側は人気が高いのでなおさら乗船待ち時間が長いです。ニュージャージ州からの乗船だと、冬だったこともあり、到着便にすぐ乗船することができました。寒い中待たされるか、夏だと熱い中、日焼けしながら待つのか？と言う点を考えるとニュージャージ州からで良いのではないでようか。おまけと言っては何ですが、ニュージャージ州に渡るときにフェリー通勤のプチ体験もできますよ。乗船時間は10分ほどですけどね。乗船場所は「Port Authority Ferry Terminal Brook field Place｜Battery Park city」です。

ニュージャージ州のリバティ州立公園からは、マンハッタンの高層ビルを眺めることもできます。

あまり見ることのない角度からマンハッタンを見ることができますね。晴れていればもっとよかったのですが、撮影技術がなくて…個人的にはブルックリン側からマンハッタンを見る方が好きですけどね。

それだけじゃないんです。9.11を思い出してください。Empty Sky Memorialがあります。その隙間の先から見えるところに、旧世界貿易センターがあったんですよ。このオブジェの鉄骨がその無残さを物語っています。

乗船のチケットはニュージャージ・セントラル鉄道跡の駅舎です。発足時は一級鉄道だったようで、とても大きなターミナル跡です。なんといってもアメリカの大金持ちは歴代第2位に鉄道王のコーネリアス・ヴァンダービルト氏（17.5兆円）がランクされていますからね。ちなみに、1位はビル・ゲイツ氏じゃないですよ。ロックフェラ氏（石油会社）です。23.5兆円。やっぱ、アメリカの規模感が違いすぎる～

途中でエリス島によります。そこは、いったんパスしてリバティ島を先に目指します。

近づいてくるとテンション上がりますよね。乗客も片方に集まるので船が傾いているのがわかるんですよね。近くで見るとデカイですよ。アメリカ横断ウルトラクイズをおもいだしてきた。「アメリカに行きたいか!!」って叫んでるシーンを

次に、帰路ですが、マンハッタン側、ニュージャージ側どちらの船にも乗船可能です。乗船したら先ほどパスしたエリス島に見学です。アメリカ合衆国移民局が置かれていた場所です。移民たちが『希望の島』、『嘆きの島』とか呼ばれています。上陸後、イミグレーションを受けた後、この意味が分かります。ヨーロッパからの長旅でも、健康なら上陸できますが、体調を崩してしまう人も多く、そういう人たちは上陸できません。詳しくは博物館の日本語音声ガイドを無料で借りられるのでお勉強されてください。正直、建物だけで内部にはほとんど何もないので、移民のイメージがわかないので、パスして帰ってもよかったかなと思っています。